学振(日本学術振興会特別研究員)のはなし

閲覧して頂きありがとうございます、kyoです。


今回は大学院の世界に興味を持った人であれば聞いたことがあるであろう
「学振(日本学術振興会特別研究員)」
について記載していきたいと思っています。

学振とは

学振(日本学術振興会特別研究員)とは

優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることは、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者を育成する上で極めて重要なことです。
このため、独立行政法人日本学術振興会(以下「本会」という。)は、我が国の大学院博士課程在学者で、優れた研究能力を有し、当該大学で研究に専念することを希望する者を「特別研究員-DC」に採用し、研究奨励金を支給します。

令和3年度(2021年度)採用分募集要項(DC2,DC1)より引用

詰まる所、返済不要の奨学金です。お金あげるから研究頑張ってね、という。

日本の大学院は諸外国とは異なり基本的に大学院から学生への給料はでません。
(別途研究以外の手伝い等をしていればでます。少しですが)

本人の研究内容や分野にもよると思いますが、学部と比較して空き時間が少ないので仮に空き時間をすべてバイトにつぎ込んだとしても生活をすべてまかなえるレベルの収入は見込めないと思います。

kyo

ストレートで進学した場合、安定収入なしの24歳学生が爆誕するわけです。心に来るものがありますね。

そこで大学院生が生活面の不安を感じること無く、研究に全力を注げるように
国が大学院生に奨学金を与える制度=学振DCが存在します。
ちなみに支給額は20万円/月です。

学振は博士大学院生の奨学金のようなもの

学振の困りpoint

しかしこの学振、大学院生全員が受給できるわけではありません。

申請は基本的に博士過程の学生であれば誰でも申請できるのですが、問題は採択率。

https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyo.htmlより引用

上の画像は2020年度の学振DC1(博士1年、4年制博士の場合は2年のときから受給する)の申込数、採択率を表しています。細かい数字はさておき、右端が採択率です。

どうでしょうか、この採択率は。

ネコ1

5人いれば1人はあたるのか、結構高いな

ネコ2

は?20%????
ポケモンの技だったら80%でも外すぞ!

賛否両論だと思いますが、個人的には低いなという印象でした。

なにせこの学振、本気で採択されようと思ったら何十回も推敲します。
(とある方のブログでは60回以上作っては直して、を繰り返していました)

そのうえで、採択率が20%と考えると狭き門だなと感じています。

また、上の章で支給額は20万/月と記載しましたが


まさかの課税対象です。


ただ、これは個人的には納得できなくもないかなと思います。
研究に対する給料って考えると課税されるのは致し方ないのかなと。

金額や採択率に文句を言いたくなる気持ちもわかりますが、いただけるだけありがたいです。バイトに時間割かなくて済みますしね。

kyo

でも本音としてはせめて課税は・・・
昔と比べて物価上がってるんだから、いただける額をなんとか増やしてほしいです。

学振に採択されるのは大変だし、金額も心許無い
しかし、研究にあてられる時間を確保できるのは確かなので全力で臨むべき

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